毎日新聞に紹介されました。

2012年9月

宇宙の魅力分かりやすく〜草加天文教室に児童101人参加〜

 草加市稲荷3の地球儀メーカー「渡辺教具製作所」で11日、宇宙の魅力や面白さを伝える「天文教室」が開かれ、地元の市立稲荷小の4年生101人が参加した。
 天文教室は、ミニプラネタリウムなどを所有する同製作所の渡辺美和子会長(63)が03年度、同校に参加を呼びかけたのが始まりという。
 講師を務めたのは、川口市立科学館学芸員の詫間等さん(63)。詫間さんは同製作所内のミニプラネタリウムを使い夏の星座の見方から惑星の大きさなどを分かりやすく説明した。4年1組を引率した井元泉教諭(53)は「月の満ち欠けの仕組みや惑星の動きがプラネタリウムではっきりと確認できました。学校にない施設なので、子どもたちの理解が深まりました」と喜ぶ。
 渡辺会長は「地域に開かれた企業として社内のプラネタリウムやミニ博物館を児童や市民に開放し、これからも理科教育のすそ野を広げたい」と話していた。