彩の国・埼玉県指定工場の地球儀メーカー、渡辺教具製作所は、同社三階にミニ博物館「地球&宇宙」を開館。 同社製の地球儀、月球儀のほか、三百年前にオランダの職人・ファルクが作った地球儀、天球儀(旧平戸藩所蔵)のレプリカも展示。プラネタリウムの投影も。また稲森潤・元東京学芸大学教授寄贈の国内外の岩石や鉱物、化石を展示。秩父鉱山の石も多数あります。 住工共生のまちづくりを目指す草加市と同商工会議所が進める、「うるおい工房」事業の助成金を受けてのオープンに、「産・学・官が協力してできたこと。学を育てるためにも産が元気でなくては」と社長の渡辺美和子さん。「夏には火星が大接近しますが、ここには火星儀も。子どもたちが地球や宇宙に興味を持つきっかけになれば」と、来館を呼びかけています。火曜は天文学の専門調査員が説明役に。開館は平日午前十時〜午後五時。火曜以外は予約が必要。入館料百円。